中学年のお話し会(クリスマスバージョン)

毎年、低学年は特別に「クリスマスのお話し会」を行いますが、中学年、高学年はそれがありません。

そこで、中、低学年は12月のお話し会の時に、クリスマスっぽいテーマの本を選び、さらに昨年から小さなプレゼントを渡すようにしています。

12月3日は、中学年の日でした。


今回のチョイスは

  • 「まめうしのクリスマス」(絵本)作・絵:あきやまただし
  • 「ふゆですよ」(絵本)作:柴田晋吾、絵」降矢なな
  • 「雪のかえりみち」(絵本)作:藤原一枝、絵:はたこうしろう


「まめうしのクリスマス」

おじいちゃんから、クリスマスはなんでも願い事がかなうと聞いたまめうしくん、はじめのうちは、
「おとうさんみたいなでっかいうんちがしたい」

「はなくそででっかいピラミッドをつくりたい」

「くもをおならでふきとばしたい!」

なんていいますが、他の人の願い事を聞いているうちに、最後はとっても素敵な願い事をすることにします。どんな願い事をしたのでしょうか・・・・?




「ふゆですよ」は、「ともだちや」シリーズや「めっきらもっきらどおんどん」の降矢ななさんの絵で、きれいな冬の情景がいきいきと描かれています。





「雪のかえりみち」は、雪のため学校が早く終わり、兄ともはぐれ、一人で帰らなければならなくなった男の子のお話。寒さや寂しさに耐えながら、温かい大人たちに出会い励まされ一人で家に帰った男の子の気持ちが描かれています。とっても心があたたかくなる1冊です。

「雪のかえりみち」ではギターでBGMをつけながら読みました。


が、最後、いいところで音が割れてしまい、まるで琵琶のような音が・・・。その瞬間、「なんだ!?」という子供達の視線が一斉にこっちに! あーはずかしい! でもご愛敬。笑って許してください。


今年の子供達は、とっても反応がいいです! 面白い話ではみんな楽しそうに笑ってくれるし、おとなしい話の時は、しずかに最後まで真剣に聞いてくれます。ありがとう。


最後は、図書ボラのみんなで準備したプレゼントを配って終わりです。

中身は折り紙で作ったツリーとアメ。

この折り紙ツリーは、てっぺんの切り込みを広げると☆になり、立てて飾ることができます。