高学年のお話し会

7月15日は高学年のお話し会でした。

プログラムは

  • 「あしたは月よう日」(絵本)作・絵:長谷川集平
  • 火の鳥」(絵本)作:斎藤隆介、絵:滝平二郎
  • 「ヤクーバとライオン(1)勇気(絵本)作・絵:ティエリー・デデュー、訳:柳田邦男
  • 「ともだちやもんな、ぼくら」(絵本)作:くすのきしげのり、絵:福田岩緒

お話し会前の子供達。

図書ボラメンバーが持ってきた、回すとセミの鳴き声がする小道具で遊んでいます。




中学年でも読んだ「あしたは月よう日」。ほのぼのとした内容ですが、実は阪神淡路大震災の直前の日曜日のおだやかな日常の風景を描いた作品なのです。




火の鳥」がとぶ年はキキンの年。火の鳥を見てしまった十二歳のあさは、死んだ母の形見のかんざしをもって、一人で山に火の鳥退治に行きます・・・・・。秋田の尾去沢鉱山のはじまりの話ということです。



「ヤクーバとライオン」はアフリカの少年ヤクーバが、一人前の戦士としての勇気を示すため、ライオンを倒しに出かける話。そして、瀕死のライオンと出会います。傷ついたライオンを仕留めて村の英雄になるか、それとも殺さないで気高い心を持った人間として村に戻り仲間はずれになるか、究極の選択に迫られます。ヤクーバが選んだのは・・・?



「ともだちやもんな、ぼくら」は夏休みのラジオ体操の帰り道でカブトムシを見つけた小学生の子供達の話。しかし、カブトムシがいるのは、なんとカミナリ親父の庭の木・・・。夏休み、友達、かぶとむしとり、カミナリ親父・・・。思わずワクワクしてしまうキーワードが並びます。