低学年のお話し会

9月3日に、夏休み明け最初のお話し会を行いました。
今回は、1、2年生対象でした。

プログラムは、

  • 「大きなかぶ」(エプロンシアター)
  • 「ふしぎなでまえ」(絵本)作・絵:かがくいひろし
  • 「むすめやくし」(紙芝居)
  • 「かえるをのんだととさん」(絵本)再話:日野十成・絵:斉藤隆夫


9月に入ったというのに、この日も30℃を超える真夏日。1年生は人数も多いので、会場の音楽室の中はムンムン。


「大きなかぶ」は、お母さん手作りのエプロンシアター。エプロンを舞台にしてお話しが進んでいきます。エプロンのポケットから次々でてくる人形達。ちょうど今、1年生は音読で大きなかぶをやっているので、「次は犬」、「次はねずみ」なんて言いながらエプロンに釘付け。みんなで大きな声で「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声をかけますが、一回ではぬけません。もう一度もっと大きな声で「うんとこしょ、どっこいしょ!」。すると、予想を超える大きなかぶが、ポン!! とでてきてみんなびっくり大喜び。



「ふしぎなでまえ」は、予想もつかない不思議なお話の展開に子供達もびっくり。ほんわかした個性的な絵がとてもかわいい絵本です。



「むすめやくし」は、保護者ではない、外部からご協力いただいているメンバーによる紙芝居。なんと、お孫さんのために描き下ろしたという自作の紙芝居です! 大蛇の生けにえにされた娘を命がけで守る母親のお話。子供達はじっくりと静かに、話に聞き入っていました。私たち大人も思わずうるっときてしまうお話しでした。



「かえるをのんだととさん」は、新潟県の昔話をベースにしたお話し。お腹が痛くなったととさんが、相談したおしょうさんから言われるままに、カエル、ヘビ、・・・と次々とへんなものを飲み込んでいきます。そのたびに子供達は「え〜!?」と反応してくれました。


お話し会が終わったあと、なかなか帰らない数人の子供達が、廊下から「また楽しいお話をよんでねー!」と手を振ってくれ、とってもうれしかったです!!


お話し会終了後は、図書室へ移動すると、金田先生と、図書委員の子供達でしょうか、本の整理をしていました。

図書室内がこの夏改装されまして、今まで床に敷いてあったカーペットをはがして、くつのまま入れるようになっていて、本棚の配置も変わりました。


様子の変わった図書室で、今後のお話し会の日程確認と本選びなどをしながらおしゃべり。

持ち寄った絵本を紹介しあったり、気になる絵本、思い出の絵本の話をしたり、子供達がよろこぶようなお話し会のプログラムのアイデアを考えたり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。


次回のお話し会は、9月17日(金)で、中学年(3、4年生)対象です。